原子吸光分析法、ICP発光分析法やICP-MS法は元素分析には不可欠で、金属・セラミックスをはじめ、食品、
医薬品、環境など、さまざまな分野で幅広く利用されています。また、水道水、土壌汚染対策法やRoHS/ELVなどの
規制分野での重要度が高まっています。さらに、PL法(製造物責任法)やISO9000(品質保証国際規格)などを背景に、これまで以上に高精度かつトレーサブルな分析が求められています。
本セミナーでは、実際に分析する際の前処理のポイント、日常分析の留意点や精度向上のポイントなど高精度な
分析を行うためのノウハウを紹介します。
日時 | 開催日時:2025年11月13日 10:00~16:30 申込み期間:2025年9月12日~2025年10月28日 |
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会場 |
Zoomによる配信
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参加費 | 33,000円(税込) |
定員 | 約35名申込受付中 |
対象 | 一般 |
主催 | 島津総合サービスリサーチセンター |
共催 | |
協賛 | |
内容 | 1.原子吸光分析およびICP分析における前処理のポイント(10:00~12:00) ほとんどの試料の測定において、前処理は不可欠です。しかしながら、煩雑で時間を要する 場合が多く、前処理自体が測定結果に与える影響も小さくありません。 また、その方法も多く、分析対象や測定手法などにより選択が必要です。 本講演では、前処理の各種方法の紹介と共に、そのポイントやノウハウについて具体例を 通じて紹介します。 2.原子吸光分析法による日常分析の留意点(13:00~14:25) 原子吸光法には、迅速なフレーム法、高感度な電気加熱法(ファーネス法)、特定の元素を 高感度に測定できる水素化物発生法、還元気化法と様々な測定方法があります。 本講演では、これらの測定方法の原理や特徴、主にフレーム法とファーネス法についての 共存物質の影響とその対策、検量線作成上の注意点や感度の求めかた、さらに各種測定 方法のメンテナンスのポイントについて説明します。 3.ICP-AESおよびICP-MSによる日常分析の留意点(14:35~16:30) ICP発光分光分析法、ICP質量分析法は、簡便かつ迅速に微量分析が行える分析法ですが、 精確な測定を行うには、注意すべき点がいくつかあります。 本講演では、それぞれの原理と特長、測定上の留意点と対応方法について解説すると共に、 装置の性能維持に重要なポイントについても説明します。 ※質疑応答を含むため終了時刻は多少前後します。 |
備考 | お申込に関してあらかじめ下記についてご了承の上お申込みください。 1.お申込受付後、請求書案内メールをお送りしますので、受講料を銀行振込でお支払い ください。(恐れ入りますが振込手数料はお客様のご負担でお願いします) 2.ご受講日の2週間前までにご入金をお願いします。入金がない場合はキャンセルとなることが あります。(ご入金期限10月30日) ご入金確認後、ご受講日の約1週間前より順次受講案内メールとテキスト(冊子)をお送り します。 受講案内メールには領収書URL、セミナー参加URLについての説明を記載します。 またテキストに関して、パワーポイントやPDF等の電子データの送付は、お断りしており ます。 3.入金後のキャンセルはいたしかねます。 (当日都合が悪い場合は、代理の方の出席をお願いします) 4.やむを得ない事情により開催日が延期となる場合がございます。また、不可抗力の場合を除き、 弊社の都合で開催を中止する場合は、受講料を全額返金します。 オンラインセミナーにおいては、下記の事項についてご理解とご協力をお願いします。 ■禁止事項および免責事項 ・本講座は、受講料のお支払い完了者のみ視聴できます。受講対象者以外の視聴を禁止します。 ・本講座の著作権は講師及び弊社が有し、資料のコピー、録画・録音等およびその二次使用を 禁止します。 ・受講者の通信設備の故障や障害、停電などの第三者の責、天災地変などの不可抗力により、 本講座の視聴に中断が発生しても、弊社はその責任を負わないものとします。 ・本講座参加によりコンピュータウィルスや第三者の妨害等行為による不可抗力によって生じた 損害、情報漏洩等について、弊社はその責任を負わないものとします。 ・アプリケーションインストールなどを起因とするPCトラブルには、自己責任でのご対応を お願いします。 ※なお、上記事項は必要に応じて改定します。受講申込の際に必ずご確認ください。 (最終更新日:2024年4月1日) |
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